年賀状が少なくなった?
最近はSNSやメールで挨拶をして「年賀状は送らない」という方が多くなっていますね。
自分もそろそろ「年賀状じまい」かな⁉と感じていても、どのように伝えるのか、フェイドアウトは寂しい気がすると悩むものですね。
年賀状じまいをスマートに伝えるためには、分かりやすさと簡潔さがポイントになります。
そこで、30代40代の友達へ上手に年賀状じまいを伝える方法を例文を交えてご紹介します。
注意点やタイミングなどもお伝えしますので、参考にしてくださいね。
目次
年賀状じまい どうやって伝える?
年賀状じまいをしようと思っても、相手へ上手に伝えるにはどうすればいいの?自分も後悔しない?などいろいろ悩んで後回しにしてしまうものですね。
伝えるときは相手の気持ちを考えて、失礼がないようにすることが一番大切です。
そこで、年賀状じまいをする旨をシーンに分けてご紹介します。
直接会って伝える
この方法は表情や声も直接見れるので、誤解を招いたり、相手に嫌な想いをさせにくい方法です。
顔と顔を合わせて伝えるため、相手の思いや感情にも寄り添うことができるので、自分の丁寧な思いも伝わるのではないでしょうか。
ご年配の方や先輩、お世話になった方には直接会って「年賀状じまい」を伝えることをおすすめします。
年賀状で伝える
「年賀状じまい」を伝える方法で、一番多く使われています。
この方法は、新年の挨拶とともに、「来年からは年賀状を辞退します」と書き添えます。
年賀状を書く場合、ほとんどの方は以前届いた年賀状を確認しながら作成するので、「年賀状じまい」の旨が書かれた年賀状が手元に残るため、確実に伝えることができます。
一度に多くの人に伝えることができるのもポイントですね。
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寒中見舞いで伝える
新年の挨拶に、年賀状じまいを伝えるのはちょっと抵抗があるという方は、寒中見舞いで伝えることが多いようです。
私も遠方の両親や年配の方以外に、年賀状じまいを伝えるときにはこの方法で行いました。
喪中だった方や年賀状を頂いたけど、こちらから送っていなかった場合なども寒中見舞いで「年賀状じまい」を伝えるといいですね。
一般的に寒中見舞いは、1月8~2月3日頃までに届くように投函するので、この期間を過ぎないように気を付けたいですね。
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何も言わない
何も言わずに「年賀状じまい」をすることはあまりおすすめしませんが、相手が自分とあまり親しい間柄でない場合は問題ないでしょう。
ですが、気を付けなければいけないことがいくつかあります。
仕事関係で知り合ったけど、現在は年賀状のやり取りのみで、そろそろ辞退してもいいかな!と思っている場合は大丈夫なのですが、親しい相手ではなかったとしても、直接会う機会がある場合には気まずい思いをする可能性があります。
何も言わずに辞める場合は、年賀状のやり取りでしか交流がなかった相手に限定することをおすすめします。
年賀状じまいメールやLINEで伝える時の注意点やタイミング
直接メールやLINEで新年のあいさつを送るため、今年から「年賀状じまいをします」とお伝えすることも多くなっていますね。
手間がかからない反面、注意しなければならないことがあります。
メールやLINEで伝える場合の注意点
- 届いた年賀状にLINEやメールで年賀状じまいを伝えるのはNG
- 年賀状じまいを一斉送信するのはNG
LINEやメールでの年賀状じまいは、親しい友人やフランクに話せる相手などに適しています。
ただ相手から年賀状が届いているのに、自分はメールやLINEで返事をし、年賀状を辞退することを伝えるのはおすすめしません。
また、「年賀状じまい」の文章を一斉送信することもNGです。
一斉に同じ内容の文章が送られてくると、何だか機械的な印象で、受け取る相手に不快を感じさせる可能性があります。
メールやLINEで伝える場合は、一人ひとりに向けて、これまでの感謝の気持ちを書き添え年賀状を辞退する旨を伝えましょう。
年賀状じまいを伝えるタイミングは
- 子供の成長の節目
- 11月中、遅くても12月上旬
年賀状に子供の写真を載せている場合は、子供の成長の節目に年賀状じまいを伝えることが多くなっています。
例えば、子供が学生ではなくなった、成人したなどの節目に決めた方や子供が「写真を載せないで」と言うので、それをきっかけに決めたという方もいます。
そして、メールやLINEで伝える場合には11月中、遅くても12月の初めにはお伝えしましょう。
あまり遅くなると、相手の方がすでに年賀状を準備していて、その年賀状が無駄になる可能性があるからです。
相手に不快な思いをさせないためにも、メールやLINEで年賀状じまいをする場合は早目にお伝えする方がいいですね。
年賀状じまい30代・40代の友達へ送る文例
ここでは、30代、40代の年代に伝わりやすい年賀状じまいの文例をハガキとLINEに分けてご紹介します。
年賀状じまい30代友達への文例
★ハガキ
明けましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました
私事で誠に勝手ではありますが 時代の流れとともに本年を持ちまして
年賀状を卒業することにしました
これまで素敵な年賀状をいただき感謝申し上げます
今後はSNSにて代えさせていただければ幸いです
アカウントは○○○
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます
これからも関係を続けたいという思いを丁寧に伝えるといいですね。
★LINE
お久しぶりです
お元気ですか?
今年も残すところ一月半 忙しくしていることと思います
突然ですが 我が家では来年から 年賀状を辞めることとなりました
最近は何かと雑事に追われ年賀状の準備が難しくなってしまいました
年賀状でのあいさつはなくなりますが これからもよろしくお願いします
時間が合う時に またランチしましょうね
LINEでお伝えますが、表現を少しだけ丁寧にして、お付き合いは続けたい、関係を断つことはしたくないという思いを表すことが大切です。
年賀状じまい40代友達への文例
★ハガキ
明けましておめでとうございます
私事で大変恐縮ではございますが 子供が成人し来春から社会人となります
これを機にライフスタイルの見直しをし
本年で年賀状を控えさせていただくことにしました
誠に勝手ではありますがご理解いただけますと幸いです
今後は電話やメールにてご連絡させていただきたいと思います
メールアドレス ○○○
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます
相手がメールアドレスを知っているとしても、再度お知らせすることをおすすめします。
★LINE
お元気ですか?
今年も残り少なくなりましたね
さて、私事で大変恐縮ではございますが、高齢の両親との時間を作りたく
本年を持ちまして年賀状の挨拶を控えさせていただくことにいたしました。
今後は、メールやLINEに代えさせていただけたらと思います。
お時間のある時に、またお会いしたいです。
今後も変わらぬお付き合いをしていただければ幸いです。
年賀状じまいの理由を具体的に伝えると、相手も理解しやすいですね。
年賀状じまい30代・40代の友達に送る文例を紹介!注意やタイミングも まとめ
年賀状じまいを伝える方法をいくつかお伝えしました。
親しい友人にはメールやLINEで伝えてもいいのですが、目上の方や高齢の方には直接合って伝えることが大切です。
そして、相手に不快を与えないように、これからもお付き合いを続けたいということを忘れずに伝えます。
年賀状じまいは、これからのライフスタイル、人間関係を見直すいい機会にもなります。
ですから、相手の気持ちに寄り添い、丁寧に伝えるようにしたいですね。
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