日本で一番有名な募金といえば「赤い羽根共同募金」ですよね。
小学校などで募金をして赤い羽根をもらったことがありませんか?
そんな赤い羽根募金ですが、実は一部の人から闇深い・怪しいと言われているんです。
一体なぜなのでしょうか?理由を調査しました!
目次
赤い羽根募金とは
赤い羽根共同募金について、その成り立ちや概要をまとめました。
始まった経緯
赤い羽根募金が始まったのは、今から70年以上前の1947年です。
戦後、日本復興の最中に「国民助け合い運動」の一環として開始されました。
集まった寄付金は、家や家族を失った子供たちのために使われました。
種類と期間
赤い羽根募金にはいくつかの種類がありますので、ご紹介します。
ちなみに、下記の募集期間外でも公式サイトからいつでも寄付ができますよ。
- 一般募金
- 地域歳末たすけあい募金
- NHK歳末たすけあい義援金
- テーマ型募金
- 新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン助成プログラム
【1.一般募金】
一般募金とはいわゆる赤い羽根募金のことで、募集期間は10月1日から翌年の3月31日までです。
【2.地域歳末たすけあい募金】
各都道府県ごとに、歳末時期の福祉サービス事業のために募集する寄付金。期間は12月ごろです。
※都道府県によって実施状況や期間の差あり
【3.NHK歳末たすけあい義援金】
歳末時期にNHKが放送局を通じて呼びかける義援金です。
「NHK歳末たすけあい義援金」は例年12月1日から12月25日に実施されます。
【4.テーマ型募金】
テーマ型募金は、各都道府県が独自に立案する公共福祉テーマに対する募金です。
募集期間は1月1日から3月31日です。
【5.新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン助成プログラム】
新型コロナの感染拡大による社会不安への助成として、
特別プログラムが実施されています。(令和2年~終了時期未定)
集まった募金は、感染症の影響で生活に困窮している方などの支援に充てられます。
赤い羽根の理由
あの有名な赤い羽根にもちゃんと理由があります。
赤い羽根はアメリカの先住民にならい、勇気と良い行いを表すそうですよ。
募金を集める仕組み
赤い羽根共同募金は都道府県ごとに行われます。
集まった募金は「中央共同募金会」で取りまとめられます。
そして、集まった募金の多くが各都道府県の社会福祉協議会に分配されます。
赤い羽根募金の使い道
赤い羽根共同募金は年間約170億円以上も集まるようです。
使い道は大きく分けて2種類あります。
- 高齢者や障碍者のための社会福祉施設への支援
- 大規模災害の復興
募金は都道府県ごとに集められます。
内訳としては、大部分がその都道府県に還元されます。
3割ほどが災害などで地域外に還元されると言われていますよ。
赤い羽根データベース「はねっと」で使い道が詳しくわかります。
使途が気になる方はチェックしてみてください。
赤い羽根募金が闇深い・怪しいと言われる理由
いたって健全な活動に思える赤い羽根募金ですが、
なぜ闇深い・怪しいと言われるのでしょう?
そこで、闇深い・怪しいと言われる理由を世間の声から調査しました。
自治体や学校を通じて半強制的に募金させられるので、不満が溜まるという意見がありました。
小学生の時、頼まれて何の疑いも無く募金していませんでしたか?
かと言って自分だけ拒否するわけにもいかない空気ですよね…。
社会福祉協議会の担当者が募金を横領した事例があり、怪しむ声があるようです!
赤い羽根募金で集まったお金は、全てそのまま施設などに寄付されるわけではなく、
そこから運営費(職員の給与など)が引かれます。
不明瞭な部分が発生するので、横領などが発生しやすい体質なのかもしれませんね。
赤い羽根募金の使い道は?闇深い・怪しいと言われる理由を調査!まとめ
今回は、赤い羽根募金の使い道と、闇深い・怪しいと言われる理由を調査しました!
募金は強制されるものではなく、無理に周りに合わせる必要はありません。
とはいえ募金の使い道はサイトで公開されており、地域に役立てられていることは事実ですね。
ご自身の判断で、納得できたら募金するのも良いでしょう^^
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